夜8時、タムチンが婚姻届と東京ばななを持ってウチにやってきた。初めて婚姻届を見たけど、なんて薄っぺらい紙なの。すでに保証人以外の欄は埋まっていて、あとは私と恋人が空欄を埋めるだけ。失敗は許されぬ状況に意外に緊張して、思わず正座をして書いた。恋人が住所を書くところちょっと間違えた。あーあ。タムチン、かわいいお嫁さんになるだろうな。お昼休みに会社近くの花屋さんに行って「ピンクをベースにしたブーケみたいな花束を作ってください」とお願いしていたのを仕事帰りに受け取り、新妻となるタムチンに渡す。花を買うときも渡すときも、何かこっちまで幸せだったし、タムチンの嬉しそうな顔も見れたし、いい日だった。おめでとう!
そしてタムチンが帰った後、こうしてまたいつものようにパソコンに向かい、ひたすら寺に関する文章を考える。寺に関する知識が増えてきたような気がする。読めなかった漢字も読めるようになったし。盂蘭盆会(うらぼんえ)、とか涅槃会(ねはんえ)とか、一発変換。来週の月・火と有給を取ったので、その間にこれまでの遅れを挽回&先取りできそう。仕事が順調に行ってたら、平日に恋人とUSJへ行きたかったのに。
社長、この3連休でぎっくり腰になったみたいで、休み明け這うようにして会社へ来た。本当に床を這うようにしていたので、私はコンタクトでも探してるんかなと思ったら、歩いていたのだった。頭の中は大爆笑だったけど、同期と私は見事に冷静を装っていた。社長も「ぎっくり腰になっちゃって」とか笑い話にしてくれたら、こっちも手助けとかできるのに(しないけど)、何のプライドだか、明らかにぎっくり腰なのに変に隠そうとしてるのがまた爆笑。恋人に話すときも何度も思い出し笑いをしてしまった。
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