ずっと気になっていた本、リリーフランキーの「東京タワー」を恋人が買ってくれた。会社への行き帰りでちびりちびり読んでいる。この本、内容を聞いたときから泣きそうと思っていたのだけど、案の定泣ける。オカンの何気ない行動の中に、深い愛情がたっぷり詰まっていて切ない。淡々とした文章と博多弁がまた切ない。今日も朝から電車の中で読んでいたら、涙が出そうになったので慌てて読むのをやめて、上を向いた。読み終わりたくないけど、先が知りたい。読んでたら、小説の中のオカンとボクが自分と重なって、懐かしいような切ないような気持ちになる。オカンに会いたくなって、親孝行がしたいと心から思った。

　気分転換で久しぶりに髪の色を変えた。ドラッグストアでいろいろヘアカラーを見る。色を表現するのに、美味しそうな食べ物の名前ばかりついていた。カプチーノ、スイカ、アプリコット、キャラメル。で、私はボンボンショコラ。ちょっとだけ茶色くなって、新鮮な感じ。髪を変えると、メイクも変えたいし、服も欲しくなるし、新しいピアスも欲しくなる、な。

　風邪をひいて、今日でめでたく11日目。治すきっかけを逃してダラダラとひき続けている。
それもそのはず、潰れかけていたはずのうちの会社が持ち直し（？）たのかやたら忙しい。そんなにアイデア出ないよっつーくらいに社長やバカディレクターがこれでもか!と仕事を振ってくる。そんな中、4日は有給をとって、私は今日から4連休だ。なのに、あの文章を書くアルバイトも全然進まず、風邪も治らずでちっとも楽しめていない。

今日なんて、昨日の夜1時に寝て、今日の夕方の6時まで寝たから私の中で2005年11月3日という日は存在しないも同然。ひたすら寝てハッと起きたときには外はもう暗くて、なんだか哀しかった。時間とか関係なくひたすら寝ていた学生時代を思いだす。起きた今も、昨日の夜に逆戻りしてしまったような感覚。いろんな夢をみすぎて、現実感がつかめない。まだ夢の中にいるよう。そういえば夢に真理子が出てきた。駅に一緒についていって、切符を買ってあげた。妹と一緒にいる感覚が懐かしかった。

最近、部屋に新しい住人がきた。恋人がダンボールと画用紙で作り上げたその名も「（あしたの）ジョー」。玄関に置いているのだけど、存在感がありすぎて気持ち悪い。トイレを出た瞬間や、顔を洗って振り向いた瞬間に人の気配を感じる。申し訳ないけど、もう引っ越してほしいなと思っている。

　駅に行く途中、金木犀のいい匂いがした。金木犀の匂いってどこか懐かしくて、幸せな気分になる。

　月曜日、同期の子が貧血気味だというのでお昼から焼肉を食べた。リッチに1200円。来週は190円のうどんで済まそうと話す。火曜日、社長の仕事の段取りが悪く、残業する羽目に。疲れた。最近、恋人が夜中に寝ぼけ倒すので私の睡眠時間は4〜5時間だ。

　今日、定期入れの中から1万円札が2枚出てきた。定期を買うためにいつか入れたのかもしれないけれど、すっかり忘れていた。定期はこないだ買ったばかりだから、当分買わなくていいし、ものすごく得した気分。浮かれ気分で、仕事帰りに思わず買い物。残りは今週末の美容院でなくなるでしょう。

　ライターの仕事、10月に入ってからちっとも進まない。アルバイト代はいまだに決まらないし、文章を書くための資料はちっとも揃っていないしで、やる気が出ないのだ。でも今日もしなきゃ。しなきゃ。

　9月中旬頃から始まった、会社近くでの工事。何ができるんだろうと楽しみにしていたら、一番あったらいいなと思っていたドラッグストアが少しずつ出来ていく。毎日毎日その工事の進み具合を楽しみに会社へ行っていた。そして今日、ドラッグストア、プレオープン。お昼休み、早速同期の子と様子を見に行く。そして100円を払い会員に。ドラッグストアって行くだけで、キレイに健康になれるような気がして、覗かずにいられない。

　恋人に教えてもらって、mixiというやつに入る。これは誰かの紹介がないと覗けない特別なページで、私の知らない間に、私に何も言わ

　日曜日、畑君に誘われ、恋人と3人で近所の焼き鳥屋さんへ。程よく飲んでお店を出たところ、パンパンと打ち上げ花火の音がする。これは国際会館の花火だ！とピンときた3人はチャリンコをとばして、花火のよりよく見える場所へ移動。酔っぱらった頭で見た、大輪の花火はまるで夢のようにキレイだった。

　ライターの仕事、63ページがあと18ページで一通り終わる。あぁ。休みの日も何の日も、常に頭に「書かなきゃ書かなきゃ」という意識があって、体は休めても頭は休めてない気がする毎日。それももう少しで終わりだ。それより何より早くアルバイト代を決定して欲しい。ず恋人が入っていたことが気に入らなくて、ずっと入らなかったのだけど、意外に周りにはmixi人口が多かったので、ついに入会（？）入ってみると楽しくて、今いろいろ見て楽しんでいるところ。